着物の下着について
初めて着物を着る人の中には、下着をどうするのかわからない人も多いと思います。着物をはじめとする和装では、肌襦袢など和服専用の下着を着るのが一般的です。しかし、肌襦袢のみでブラジャーをつけないと抵抗がある女性も少なくありません。最近では和装専門のブラなども発売されているため、それらを組み合わせる人が増えています。
着物の下着はどうする？
夏場や冬場など時期によって中に着る下着を調整するのが基本的な和装の楽しみ方です。ただ和服自体素材によっては暴風性に優れており、室内で着る分には通常の肌襦袢のみで十分なケースも少なくありません。中に着る下着が平であるほど、和服は型崩れせずきれいに着られるため、どうしても胸周りが気になる場合は、和服専用のブラなどを購入すると良いでしょう。
もし和装用のスポーツブラなどをお持ちでない場合は、ノーブラで着用することをお勧めします。胸の形を立体的に見せるワイヤー入りのブラなどを下着として着用してしまうと、着物の型崩れや痛みにつながるため避けたほうが無難です。
◆キャミソールなどの併用も可能
和装用のブラが苦手と言う人は、ヒートテックなど発熱効果のあるキャミソールを下着として着用すると良いでしょう。キャミソールは背中が大きく開いており胸周りも平であるため、実質和装用のブラと似通った工場で作られています。仮に外出先で暑く感じた場合も、手軽に着脱ができるため非常に便利です。
着物下着の価格
和装用のブラであれば、インターネットなどで2000円から3000円程度で購入することができます。ただサイズ感の問題などもあると思うので、まずは店頭などで試着・サイズ確認してから購入するようにしましょう。特に普段スポーツブラなどあまり着用しない人は、普段着のブラとサイズが異なる可能性もあります。
ユニクロを始めとするヒートテックのキャミソールで対応するのであれば、普段来ている下着と同サイズでも問題はないでしょう。ヒートテックのキャミソールであれば、平均して2000円前後で購入できます。冬場以外の暖かい季節であれば、普段着用しているキャミソールなどでも代用可能です。
◆レギンスで足元も暖かく
冬場で着物を着るとき、足元の防寒対策を気にする女性も多いと思います。上半身はヒートテックのキャミソール等で対応するとしても、下半身は素足のままになってしまうからです。
足元に関してもヒートテックのレギンスなどを着用して、冷えるのを防止することができます。ただ足首まであるタイプでは着物を着用したときに見えてしまう可能性があるため、七分丈前後のものを選ぶようにしましょう。
