着物のリメイク
長く愛用していると、時間とともに着られなくなる着物も出てきます。体型が変化するのはもちろん、着物を着る機会自体が少なくなってしまうなど、理由はさまざまです。
それでも「柄が気に入っているから手放したくない」と思う着物もあるでしょう。そんなときは着物のリメイクを検討してみてください。着物の生地を使って、他の衣類やアクセサリーに作り直すのです。着物として着用するのが難しくても、バッグやスカート・スカーフなど日常的に身に付けるアイテムなら問題ありません。
このページでは、着物をリメイクするための方法についてご紹介します。
着物のリメイクとは
衣服のリメイクはよく行われていることで、着物でも基本は変わりません。元々の着物に手を加えて、別デザインのファッションとして仕上げる手法です。余った生地があれば、バッグや巾着などの小物に生まれ変わらせることもできます。気に入った柄で着られなくなった着物などは、リメイクして新たな衣類として作り直してみるのも選択肢の一つです。
着物をリメイクする方法
ある程度裁縫ができる人であれば、ご自身で着物をリメイクすることもできます。しかし、ほとんどの人には難しいテクニックでしょう。着物をリメイクしたいと思ったら、衣類のお直し専門業者を探してみてください。
洋服のお直しを専門に行っている業者のなかには、着られなくなった衣類のリメイクを請け負っているところがあります。
そのような業者であれば、着物でも対応してもらえる可能性が高いです。一方で“どんな風にリメイクしてもらえばいいのか分からない”という人もいると思います。リメイクの方向性はお直しの業者が提案してくれる場合もありますが、やはりある程度はイメージを固めておく必要があるでしょう。
インターネットで「着物 リメイク」と検索すれば、リメイクの事例などが数多く出てきます。それらを手持ちの着物をどのようにリメイクしたいのか、イメージの参考にしてみてください。
着物リメイクにかかる費用
着物のリメイクには、基本的に決まった料金が存在しません。要望やアイテムによって、リメイクの作業内容が同じなることはないからです。具体的な費用は業者に聞いてみるまで分かりませんが、目安として2~5万円程度の幅は見ておくべきでしょう。より難易度が高いリメイクであれば、それ以上になる可能性もあります。
まずはリメイク後の完成図をしっかりとイメージしておくことが大切です。