着物のレンタルについて
日常生活において、成人式や結婚式・パーティなど着物を着る機会は少なくありません。とくに女性にとっては重要なイベントであるケースが多く、できるかぎりきれいな着物で出席したいと考えるでしょう。
しかし、普段から着物を愛用している女性は全体的に見れば少ないと思います。なぜなら一般的に着物はイベントや行事ごとのときに着る「衣装」のような認識があるからです。
そのイベントのためだけに高価な着物を購入するのは、コストパフォーマンス的によくありません。そんなときは着物レンタルを活用してみましょう。購入するよりもずっと安い金額で、好きな着物を着ることができます。
着物ってレンタルできるの?
成人式などでの着物レンタルを知っている人は多いですが、それ以外のイベントでも着物レンタルは可能なのです。着用物である着物や帯・長襦袢だけに限らず、着物を楽しむために必要なアイテムは一式すべてレンタルできます。
◆着物レンタルで付属するもの
・着物本体
・帯
・長襦袢
・肌着
・さらし
・腰ひも
・帯〆
・伊達〆
・マジックベルト
・帯板
・帯枕
・コーリンベルト
・三連ひも
・足袋
・扇子
・バッグ
・草履
自分で用意すると面倒な小物類も、レンタルなら合わせて用意してもらえるため、行事前に慌てる必要がありません。
着物レンタルで借りられる着物
着物のレンタル店では、基本的にあらゆるシチュエーションに対応できるように各種着物が取り揃えられています。振袖や留袖をはじめ、小紋・色無地・産着・訪問着・卒業袴など、いざというときに借りたい種類の着物が置いていないということはないでしょう。
最近は店頭での貸し出しだけでなく、インターネットで注文できる着物レンタルも増えてきています。送料や返送料がかからず、サイトから好きな着物を選ぶだけで自宅にその着物が届けられるのです。レンタルする着物や借りる日数によって料金は異なりますが、購入した場合の約3分の1から半分程度の金額で利用できます。
仮に小物を含めて買えば10万円する着物セットでも、レンタルなら3~4万円で揃えられるでしょう。とくに何度も着る予定がないのであれば、購入するよりもレンタルで対応したほうがいいと思います。
まとめ
自宅の近くに着物レンタルを行っている店舗がない人でも、インターネットで完結できるレンタル店ならどこに住んでいても問題ありません。ただ卒業シーズンなど繁忙期に入ると、柄などを選べる幅が狭くなる可能性があるので、早めに予約しておくことをオススメします。